テクノロジー
非接触型エンコーディング
22 2月 2016
非接触型カードは、リーダーとの物理的なコンタクトがなく、高周波によって通信します。
非接触型カードはいくつかの構成部品を内蔵しています :
- チップ(超高周波発振子)
- アンテナ
- ラミネート加工された紙製またはプラスチック製の基材(カード)
市場に出回っているカードは、用途に応じて、シンプルなものから非常に精巧なものまであります。チップはこのタイプのカードの中核を成すもので、リーダーとの通信、データの受理、カードでの格納、暗号化、アクセスの安全化を管理します。
リーダーとの相互作用 :
リーダーは、非接触型カードのアンテナと連動すると磁場を形成する電磁波を送信します。カードはこの磁場から電力を得て、チップの集積回路に供給するのに利用します。
チップモジュールはその後、これらの電磁波を変調させて、リーダーに送り返します。リーダーは、これらの新しい波をデジタルデータに変換します。
通信するには、カードはリーダーのすぐ近く(3~10cm)になければなりません。ラジオの周波数を使用する非接触型カードもあり、この場合はより遠隔型の通信を行うことができます。
エボリスプリンタでの非接触型カードのエンコーディング :
Zenius, Primacy, Primacy Lamination, Elypso, Quantum 2, Avansia,Tattoo2RW, KC200, KC200B, KM500B, KM2000B には非接触型カード・エンコーダーがオプションで付いています。このパーソナル化ソリューションは幅広い要望に対応することができ、数分で最終的な非接触型ICカードが得られます。