人気上昇中の競技である山岳スキーの世界では、4年おきに世界中のスキー場で世界選手権が開催されてきました。2019年は、スイスのヴィラール・シュル・オロンにあるスキー場が大会の舞台となりました。同大会の運営を担当したSkiMoヴィラール協会は、参加者の入場をスムースに管理するという大きな課題に直面しました。31か国から1,000人もの人々(アスリート、チームスタッフ、VIP、委員会メンバー、150人のボランティア)が結集する予定になっていたのです。
ソリューション:
協会はこの課題に際して、同大会の規模にふさわしい入場バッジを発行するため、Evolisの印刷ソリューションPrimacyを採用しました。
効率的で迅速、場所を取らないPrimacyソリューションが、大会運営に大きく貢献するのではと期待が寄せられました。協会のスタッフたちは、その高品質でグラフィカルな仕上がりに高い評価をするとともに、彼らはたった1時間半の研修でカードを印刷できるようになりました。
スタッフの100%がボランティアであるにもかかわらず、協会はPrimacyでIDカードを考案・印刷することによって、参加者の入場管理を効率よくプロフェッショナルに運営できたのです。
結果:
Primacyソリューションにより、参加者のカテゴリーに合わせて、アスリートとチームスタッフ用、そしてボランティア用の2種類のバッジが作成されました。
カードのパーソナル化は、協会のデータベースに接続された2つのPrimacyプリンタにより、会場当地で実現されました。Primacyの両面印刷モジュールにより、バッジ印刷もこれまでにないハイスピードで行われました(1時間で140枚以上)。
個別に設定されたカラーコードは、参加者の一人ひとりを識別し、スキー場の特定エリアへの入場許可を瞬時に判断することを可能としました。