パリ地下鉄のNavigoカード
ケーススタディ- 交通機関
パリ地下鉄のNavigoカード
パリの地下鉄網全体にわたり乗客の流れを最適化
課題
パリ地域では2013年時点で毎日830万もの人々が公共交通機関で移動しています。この膨大な人の流れを最適化して混雑しないようにすることは、RATP(パリ交通公団)にとって最優先事項です。
ソリューション
2001年の非接触型パスNavigoの導入は、こうした課題の克服に大きく貢献しました。「クラブカウンター」と呼ばれるさまざまなサービス拠点や、地下鉄網全体に配置された販売場所で入手できるこのカードは、エボリス製カードプリンタによって直ちにパーソナル化されます。
具体的には、各Navigoパスには以下が実行されます。
- ユーザーデータをRATPのITシステムに保存
- 乗客の写真をその場で撮影
- 非接触型RFIDチップをエンコード化し、Evolis PebbleまたはEvolis Zeniusプリンタを使用してカードをグラフィカルにパーソナライズ化
これらはすべてほんの数分で完了します。
結果
10年間で何百万枚ものNavigoパスが発行されました。ここでもエボリス製プリンタの信頼性と印刷の高速性が証明されました。
「我々がエボリスを選択したのは、使いやすい、効率的である、信頼性が高い、という我々の条件をPebbleとZeniusプリンタが完全に満たしているからです。さらに、我々がLinux環境への移行を決めたとき、エボリスは我々をサポートするとともに、互換性のあるプリンタドライバを開発してくれました。」
RATP IT部門のビジネスマネージャー、Jean-Paul Lefèvre氏は次のように述べています。