ケーススタディ- 政府機関

フランス、アンジェの自治体サービスカード

アンジェロワール・メトロポル都市共同体は、幅広いサービスへのアクセスを一つの自治体カードに集約しました。

課題:自治体カードの統合

約30万の人口を抱えるアンジェロワール・メトロポル都市共同体は、初の市街電車の開通に合わせて、幅広いサービスにアクセス可能な自治体カードの導入を検討していました。目標は、地域住民にとって現代的で合理的なカードベースのソリューションでした。

ソリューション:自治体のすべてのサービスにアクセス可能な単一のスマートカード

Evolisの分散型カードプリンタシステム Zenius で、RFIDチップ搭載のスマートカードが印刷されました。サービスは以来、RFID技術(無線周波数識別)を介して得られるデータによって進化してきました。

カードにはそれぞれの使用者の名前、写真、および固有のIDが表示されます。PVC製で、さまざまなオンラインサービスへのアクセスを提供するWebサイトや、以下のような市営施設および公共交通機関とリンクしています。

  • 市電
  • バス
  • プール
  • スケートリンク
  • 図書館
  • その他市営スポーツ施設

結果:アンジェの自治体組織全体で42台のEvolis印刷システムを導入

毎年平均1万2000枚の新しいカードが発行され、合計10万人以上の人々が日常的に使用しています。

部署や所属の異なる180人の自治体職員が、この「A’Tout」システムを使用しています。

42台のEvolisシステムは市役所や地域の施設、図書館や2つのプール施設の入り口に設置されています。

必要書類を提示すれば、カードをものの数分で発行でき、すぐに使い始められます。

A’Toutカードは今となっては市のサービスに欠かせないものとなっています。私たちが重視していることのひとつに、この街での毎日の生活をより豊かに、より楽にするということがあります。A’Toutはアンジェをより住みやすい場所にするために大きく貢献しています」
Christophe Béchu, アンジェ市市長